風向きや干満による飛び方と注意事項です。

王子が岳は南西が正面になります、良いコンデションは西~南です。

<冬>
南~西で風速2m~5m:絶好ソアリング日和
北西でも風速4m以下なら南にふれてソアリング可能性大
北、北東の時は3m以下なら斜面のブローで飛べる可能性あり?
上空が冷たく空気が澄んでいれば一発ゲインの可能性も。

冬場は天気が悪くても穏やかな吸い上げで意外に上がる場合もあるのでいけば良いこと有るかも。

東~南東風が3m以上だとメインTOから飛べる可能性は低くなります、東TOで飛べますが他の東向きエリアに移動している可能性も有るので要確認。

<夏>
南~西で風速4m~6m:絶好ソアリング日和
冬より風のパワーが小さいので3m以下だとソアリングは難しいかも、
海レジャーとセットでどうぞ。

台風一過は夏場の絶好のチャンス。

東からみの時は他へ移動している可能性がありますのでご確認を。

PS:夏冬問わず干潮の時のは砂浜からのサーマルが期待できます、また海岸線全域に砂浜が出てランディング可能となり初心者でも気軽に飛べますので潮も考慮するとベストです。

南西系のとき

王子が岳の一番ベストな風です。

安定した海風で危険個所は少なく全域フライト可能です。
ただしテイクオフより東(渋川方面)へ行くと戻れなくなるので長く飛びたい人は注意してください。

西~やや北成分があるとき

冬に多い風です。

一見よくなさそうですが、陸上の風が流れてくるので上昇率がよくなります、
1000mオーバーなど高高度が出る条件はほとんどこの北まじりの風になります。
西北西、微風、晴天、気温減率良だとBIGフライトの可能性大!

テイクオフより東の尾根近くは西被りのローターで危険になります、渋川へ向かう場合に山から離れてなるべくローターの影響を受けない海上を飛んでください。

上がらなくなって仕方なく低高度で渋川へ向かおうとして尾根筋のリッジを取ろうと山に寄るとつぶされたり急激に沈下したりしますので要注意です。

南風系のとき

西風で飛ぶイメージで西方向に行くと帰りが向かい風になります。
場合によってはメインLDまで帰れなくなります。
干潮の場合はいくつか小さな砂浜スペースがありますが、満潮の場合はメインLDまで降りる場所がなくなりますので要注意です。